否定も肯定もしない...

今日は皆既月食ということで、台風19号が近付きつつございますがタイミングの良いことに今宵は素敵な天体ショーが観られるのではないでしょうか?

さて、小生が介護関係の職業に就いた事はここでも述べた事があるのでご存知でしょうが、勤務しているのは介護老人ホーム...と言っても過言ではない施設でございます。


主な仕事は清掃夫.... いや、メンテナンス? 営繕? まてよ、デザインやホームページの作成....

ん~.... 雑用係か!ヾ(*≧▽)ノ彡キャハハ!!


そんな小生ですがご利用者様と接する事が少なくない日常、ご利用者さまの中には認知症の方が何人かいらっしゃる。


ご本人が90歳近いのに「母に逢いに行きたいのでタクシーを呼んでくれる?」エェ!! Σ(・ω・ノ)ノ

お母様はお幾つなんでしょう?(  ̄ノo)ボソッ 

そんなことを頭に過らせながらも認知症の方には否定も肯定もしない方が良い...という教えからご利用者さまの立場になって一緒に打開策を模索する。

よく聞かれるのがご飯を食べたばかりなのに「ご飯を食べていない」という話し。

皆さんもお聞きになった事がおありなのではないでしょうか?


表現は正しくないでしょうがそんな時は....

「あら!大変」

「じゃあ、直ぐに用意させるように云うからここで待っててくれるぅ?」

....というのも一つの対処法、ご本人は食べるつもりで待っているがご飯を食べたばかりでお腹は空いていない、暫くすると何故待っているのかということも忘れてしまう....ってなことがある。


ただし、一概にこれが正しいわけではないのであくまでも一例として受け止めて頂きたい。
中には満腹中枢が破壊され食べても食べても満腹感の得られない方も少なくないでしょうし、適切な意思の指示に従って対処対応して頂きたい。


今朝は朝の忙しい時間帯に.....

「お食事の時間ですよ♪」と、お部屋に声掛けをすると...
「食事どこじゃないのよ!それどころじゃないのチョット聞いて!」
.....と、ご自身がご姉妹を母親代わりになって育ててきたお話を延々と始めるではありませんか(泣)

スタッフも数少ない状況で、とりあえず話を一旦遮りたく、「えぇっ!そうなんだぁ~....大変だったんだねぇ、じゃあ、続きをお伺いするためにゆっくりとお話聞かせてくれるぅ?」と、食堂までご案内。

手を引きながら「今朝のメニューはオムレツとマカロニサラダとロールパン、スープは野菜スープでとっても美味しそうですよ♪」と話を切り替えてみたw

「エェッ?! パンなのぉ? ジャムは?」 

「リンゴジャムと苺ジャムだったかな?」

「あらぁ....素敵ねぇ~♪」

ご姉妹を育て上げたお話はどこに????? そんな事を思いながらも難を逃れられたことに喜んでおりました (^_^;)ゞエヘヘ


認知症、一般的にアルツハイマー病がよく耳にする病名ですがウチの親父も80を過ぎてそろそろボケてきたかな?....という話を母から耳にします。


いちど確認の為にも病院で検査してみたいものです。



アルツハイマー病の10のチェックリスト




さぁ~て、今日も張り切って仕事に励むかぁ!





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