いよいよ!


春一番なのか、それにしてはメチャクチャ冷たい風が吹いているためにとても寒く感じられる。

みなさん、体調管理には充分お気を付け下さい。



昨年、11月だったと記憶しているが、転職を決意した小生。

田舎に行くことが決まり、住居も決め、社内で着々と準備が進められておりました。

今週末からいよいよ会社説明会など現地で動き始めることになる。

本社のある埼玉では倉庫業務がメインだが、新天地では運送業務が主体。

今回4月までに新車の大型トラックが8台、年内に増車ということで既に発注がなされており、最終的には35台という数になる計画で、これに伴い責任者としての重圧がじわじわと感じられてきている(汗)



トラックのドライバーではない小生、個人的に運転していると大きなトラックにはどちらかというと怖いイメージがあるのだが、わが社のドライバーさんたちは安全運転を常日頃から心掛けている影響か助手席に乗せてもらうと逆に自家用車や歩行者、そして自転車が妙に無謀な行動をしているようにも思えてくるから不思議なものだ。

安全運転と言えば、みなさん「Gマーク」なるものはご存じだろうか?





これは全日本トラック協会が認定し交付する物なのですが、現在、全国にある全事業所の25%しか取得できておらず、このマークが貼られている事業所(トラックを含)が安全である証しともいえるのではないか?と目安にしております。

まず、このGマークですが、取得するのが難しくて基準として下記に抜粋してみました。


安全性優良事業所とは

●  荷主企業がより安全性の高いトラック運送事業者を選びやすくするために、全国貨物自動車運送適正化事業実施機関(全日本トラック協会)が厳しい評価をし、認定した事業所です。マークは安全性優良事業所のみに与えられる安全・安心・信頼の証しです。

キメ細かな認定対象

●  安全性優良事業所の認定の対象となるのは会社単位ではなく、事業所単位で、平成25年3月18日現在、18,701事業所のトラックがマークを付けて走っています。有効期間は2年間等です。

公平な評価

●  応募された書類は、都道府県トラック協会で受付、全国実施機関で審査を行い、安全性評価委員会で公平に評価されます。
    委員会は、学識経験者、労働組合関係者、荷主団体、一般消費者、国土交通省職員及び全国実施機関担当役員で構成されています。

3テーマ38項目の厳しい評価

●  「安全性に対する法令の遵守状況」「事故や違反の状況」「安全性に対する取組の積極性」の3テーマに、計38の評価項目が設けられています。
100点満点中80点以上の評価点数を取得した事業所が安全性優良事業所として認定されます。



この、最後の38項目の一部を抜粋してみると・・・

過労防止に配慮した勤務時間、乗務時間を定め、これを基に乗務割が作成され、休憩時間、睡眠のための時間が適正に管理されているか。

定期点検基準を作成し、これに基づき、適正に点検・整備を行い、点検整備記録簿等が保存されているか。

乗務員に対する輸送の安全確保に必要な指導監督を行っているか。

乗務等の記録(運転日報)の作成・保存は適正か。

事業所内で安全対策会議 (安全に関するQC活動 を含む。)を定期的に実施 している。

点呼の実施及びその記録、保存は適正か。

平成25年11月30日から過去3年間に、事業所の事業用自動車が有責の第一当事者となる、自動車事故報告規則(国土交通省令)第2条各号に定める事故がないか。

平成25年11月30日において、事業所に、貨物自動車運送事業法に基づく行政処分の点数が付加されていないか。また、点数がある場合には、当該事業所に係る行政処分の累積点数は何点か。


などなど・・・

この初めに書かれた運行時間や休憩時間など運行上の管理を行う者が運行管理責任者というもので、小生も来年の夏に試験を受けます。
合格率22~23%と少々自分には壁が高いように思えます(泣)

昨日は整備管理者の研修を受けに陸運局に出向き、受講してきましたが要はこやつが運行前に日常点検を行い不備があれば運行の可否を決める訳だ。

少し前になるがトラックのタイヤが外れ歩行者を死亡させる事故など痛ましい出来事がありましたが、ああいう事故も運行前に日常点検を行っていれば未然に防げた事故も少なくないであろう。


飲酒運転などあり得ないことだが、睡眠時無呼吸症候群等による居眠り運転や健康管理を怠った結果招いた事故も良く耳にする。


こういった全ての事故を未然に防げる防止策ともいえる対策こそがすべての安全に繋がり、先に述べたGマークはこういった法律で定められたルールを守っている事業所ともいえるのではないだろうか? 運転されていてGマークを貼ったトラックを見たら気にして見てください。


昔の方は「そんな基準やルールを守ってたら商売なんて成り立たない!」と仰る方もおいでのようですが、それはどうでしょう?


我が社はルールを守り、マナーを心掛けながらも売り上げは伸びている。


正直なところ、そんなことまで?と思えるような事が無きにしも非ずであることは認める。
しかし、利幅は少なくとも法律を遵守しながらでも売り上げはあげられることは実証済みなのも事実である。



高速道路で車線変更と同時、若しくは車線変更後に方向指示器を出す輩もいるし、乗用車をあおるように走るやつ・・・まぁひどい運転をするドライバーも数少なくありません。

しかし!

Gマークを付けている事業所のトラックは社速が決められていたりリミッターが付けられていたり、4時間で30分の休憩という法律を守るために(違反すると行政指導が入りますw)デジタコが搭載されていたり・・・


弊社の場合、「急」の付く運転が記録されるために評価点で歩合が変わってくるためにとにかく安全運転です。

ボーナスが変わるからねぇ~ (  ̄ノo)ボソッ(笑)



長々と書いてしまいましたが、トラックドライバー、安全運転を遵守している方も少なくありません。



暖かい目で、譲り合い優しい運転を心がけましょう♪



「狭い日本、そんなに急いでどこへゆく」 (^ ^)b







コメント

  1. 新天地での仕事と生活。
    休日になっても休んだ気にならない日が続くかもしれませんが仙台、宮城の美味しいものや観光地など楽しんでくださいね。
    ゴールデンウィークにおられるなら顔出しますね✌️😄

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    返信
    1. すごい!こんな長いの全部読んでくれたの?(笑)
      転居先を楽しめるのはいつになるのかわかりませんが、すぐに遊びに来てくれるだろうから頑張ります!( ̄m ̄ )ププッ

      削除

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